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武市半平太
龍馬が世を駆け回る間に、わしは墨を磨りつつ南画を一筆――筆先なら攘夷も開国も、まずは静かに山水へ落ち着くき。 桜田門外の知らせを聞いた夜も、手元の水墨だけはぶれんかったがよ。 志は熱うとも、画はしとやかに、これぞ土佐のたしなみじゃき。
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