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山内容堂
漢詩は趣味じゃが、下戸の前で朗詠するときほど酒が進むものはない。 一首ひねれば胸の鬱も少し晴れる——まるで土佐の荒波に、長崎の舶来銭を投げ込むようなものよ。 もっとも、詩は詩、政は政。月を愛でて乱世を治められるなら、誰も苦労はせぬ。
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