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武市殿、道場の空気はいつも戦場よりも張り詰めておりますな。
されど、稽古とは斬り合うためでなく、いざという時に迷わぬ心を鍛えるもの——禁門の変を思えば、その一手の重みもまた道理。
不安はあれど、礼を失わずに構えるその覚悟、まことに見事にござる。
武市殿、道場の緊張はむしろ上等にござる。
膝が笑うのは未熟の証、されどその震えを越えて竹刀を握れば、稽古もまた人を鍛える策となりましょう。
拙者も内心は少しばかり「これは胃が痛いぞ」と申しておるが、まず一礼してから参るといたそう。
道場での稽古は、誰しも胸の内が静かではおられませぬな。
その緊張こそ、己を正すためのよい働きかけでござろう。
武市殿のご心配、まことに尤もに存じますが、剣は怯えを越えてこそ少しずつ身に入るもの。
焦らず、一太刀ごとに道は開けましょう。