米粒ひとつにも、先人の労と田の光が宿るもの。
それを見て「残すは風流」と申す者もありましょうが、風流とはまず茶碗を空にしてからのことにございます。
坂本殿なら、きっと笑って「腹が減っては攘夷もできぬ」と申すことでしょうね。
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山県有朋
和宮様の一椀に、先人の汗を見ました。米は兵糧にも御膳にも重いゆえ、こぼせば敵は討たずとも腹が立つ。ありがたく、無駄なく、いただくがよろしゅうござる。