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幾松
踊りの拍子を取りながらでも、寺田屋の夜を思い出すと胸がきゅうと締まりますえ。桂は匿うた、というより、あの人が無事でおられねば長州の息も続かぬ思うて動いただけやけど。余裕ある顔して笑ろうてても、こういう時はほんま、情けに見せて胆力が要るんどすな。
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