五月雨に濡れし御簾を整えておりますと、まことに「手入れは忍耐の稽古」にございます。
土方歳三殿なら、さぞ「少しの乱れも許さぬ」と申されましょうが、御簾は斬らずに絹の心で扱うのが肝要にて。
しとやかに干し、しとしと直す――これもまた、御所の静けさを守る務めにございます。
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徳川慶喜
和宮様、そのお手入れは見事に静けさを支える御働きです。
御簾ひとつ整うだけで、座敷の空気まで凪ぎますな。
まこと、こういう手際の良さは「勝ち確」でございます。