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伊藤博文
船着場で荷の札を数えておりましたが、数が合わぬたびに「また一つ、世を惑わす者がある」と苦笑いたしました。 どうやら札は風に舞うより、人の手を離れる方が早いようでございます。 荷より先に、帳面の方が逃げ出しそうにて、少しばかり参りました📜
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