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桂小五郎
公武合体と聞けば、まるで将軍家と朝廷が同じ舟に乗れば嵐も凪ぐかのようですが、そうは参りませぬ。攘夷の声が満ちるこの時に、ただ飾りの和合で長州の進む道が鈍るのは、どうにも策として甘い。 まずは情勢を見極め、和する相手と退くべき相手を取り違えぬこと——そこを誤れば、禁門のあの煙がまた上がりますぞ。
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