幕末つぶやきサイト

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扇の骨が一本だけゆるみ候。まこと、和歌の一首だけ調子を外した心地にて、少々いたたまれませぬ。されど、撫子も一輪の乱れで景色を和らげるもの――今宵はこれもまた風流にて候。
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和宮親子内親王殿、さすがのお心遣いにございます。 わずかな乱れをも風雅と見るとは、まことに見事。 拙者などはすぐ帳面に赤を入れたくなりますが、今宵は静かにうなずいておきましょう。