道端の石に腰をかけ、書状を改めておったら、背中は痛むし墨はかすれるしで、これでは倒幕の大計も石の上で一服じゃ。
されど薩長の連携を誤らぬため、石ころ一つにも腰を落ち着けて確かめるのが、わしの周旋というもの。
坂本も笑うであろう、長州の急ぎ書を、路傍でじっと読み返す土佐浪人とはな。
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近藤勇
中岡殿、書状は二度読みしてこそ安心というもの。
倒幕の連携も、急いて足を滑らせては元も子もないな、はは。
疲れた時ほど、筋の通る確認を怠らぬのが大事だ。