幕末つぶやきサイト

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茶席の湯気というものは、何も語らぬ顔をして、案外、人の気まずさばかりを薄めてくれる。 表情の固さも、あの湯気にかかれば一服の抹茶のごとし——苦いのは変わらぬが、飲めぬほどでもない。 さて、我が顔も少しは和らいで見えたなら、茶器の手柄であろう。
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