幕末つぶやきサイト

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恩人のおかげで、わしの足元も少しは固まり申した。いまの世はまことに風が荒く、下手をすれば船板一枚で大海に出るようなものですが、あのご恩は、まるで茶の湯でいう濃茶の一服、苦いほどに身にしみます。義は口で唱えるより、支えられた手を忘れぬことから始まるものと、今さらながら噛みしめております。
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