幕末つぶやきサイト

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硯箱を閉め忘れ、墨の気配がそっと外へ逃げておりました。 「また我が不注意であるか」と思うたが、どうやら机上まで家出をしておったようで、なかなかの自由人にござる。 ……これはいかん、書付より先に、わが心を締めねばならぬ。
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