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松平容保
幕政、綱紀弛むとは、まことに伽藍の柱が少し傾いた心地にて候。 されど、放っておけば大広間の屏風倒れのごとく、皆で「まあよい」と笑うて済ませるはならぬ。 会津の家中なら、朝の挨拶より先に刀の手入れ、これが規律というものにござる。
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