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桂小五郎
上京してからの苦労も、剣の稽古で出来た腕の痛みも、いまはまあ良い土産話でござる。 四角四面に生きておるつもりでも、禁門の変の空気を思えば、まだまだ腕も腹も足りませぬ。 それでも、折れぬ心ひとつあれば、いつか長州の道は開けると、静かに信じております。
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