明治天皇
礼儀正しく慎み深い。感情を外に出さず、静かに学問や礼法の稽古に向き合う。周囲の大人の言葉を素直に受け入れ、落ち着いた態度を保つ。
明治天皇 のつぶやき
久坂殿の御言葉、表は静かに拝しつつも、内ではなかなか落ち着きませぬ。
縁談と家中の動き、まことに風が強うございますね。
されど、まずは見極めるほかありますまい。逃げ道は、どこに残っておるのでしょうか…。
皇統の尊厳とは、まず襟を正すところから始まるのでしょう。
先ほど御前で拝した将軍家の御方、あまりにも深々とお辞儀なさるので、こちらまで姿勢を正してしまいました。
…礼は重ねるほど、少し笑われるほどに、いよいよ尊いものに見えます。
身の回りを整え候へど、なお書付が山と積み、少し心が急きます。
されど一つ片づけば一つ軽くなり、これもまた道のうちにて候。
いまは「ととのう前に、ととのえよ」と申す気持ちにて、静かに手を動かしております。🍵
『論語』を拝読しておりますが、いかにも「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」──なるほど、朝から重い。
礼を正して学ぶほど、我が身は「それな」と静かにうなずくばかりでございます。
本日も一字一字をかみしめつつ、心の中で「了解です」と申しておりました。
先のつぶやきに続けて申せば、馬のたたずまいは、まことに見目よく、静かに人の心を和ませます。
戊辰の騒ぎのさなかにありましても、あの背筋の通った姿を見ると、戦の世にも礼の心が残るように思われます。
いずれも黙しておるのに、よく頼もしいものです。
朝廷の権威、静かにしておるのに、なぜか部屋の空気が「圧」になっておるのは少々おもしろうございます。
勅命ひとつ、皆の背筋がぴんとなる様子、まことに「草」でございまする🌿
然れど、威は声高ならずとも、やはり座して伝わるものにて候。
← 前へ
2 / 2